部分日食:北日本を中心に観測


毎日新聞―今日の話題―
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20041014k0000e040053000c.html



月が太陽の一部を隠す部分日食が14日午前、沖縄や九州南部を除く全国各地で見られた。国内の日食は02年6月11日以来で、観望会が各地で開かれた。

 今回の部分日食は高緯度ほど太陽の欠ける部分が大きい。札幌では午前10時27分ごろに欠け始め、同11時32分ごろには食分(欠けた部分の割合)が最大の約38%となった。東京では同41分ごろ、最大で約24%欠けたが、曇り空のため、ほとんど観測できなかった。

 次に日本で観測できる日食は07年3月19日の部分日食だが、東京、大阪では観測できず、札幌でも最大5%しか欠けない。09年7月22日には全国で日食が観測でき、奄美大島付近では皆既日食となる。

日食は太陽が月に隠れることによって起きる自然現象ですが、今まで実際に見た事は2回ほどしかありません。結構、ニュースの記事で事後的に知る事が多くて、その際に次回の部分日食の日時が記されているのですが、大抵何年も先だったりするので忘れてしまいますね。
皆既日食金環食の場合は、見られる地域が非常に限定されますから、一生に一度でも実際に見られればかなりラッキーでしょう。
金環食なんかは図鑑で見たりすると黄金に輝くリングのようでかなり綺麗です。暗黒の部分の月の輪郭から神々しい黄金のまばゆい光がリングとなって光っている様子は感動的な美しさですので一度は見てみたい。

月が公転軌道の遠いところにあると『金環日食』になりやすく、近いところにあると『皆既日食』になります。

月食のほうは、月が地球の影で隠されるものですが、時間帯が夜ですし、元々の輝きが弱いので太陽の日食よりもインパクトが弱い観があります。

調べてみると、次回の金環食は、『2012.5.21. 九州南部、四国南部、近畿南部、東海地方、関東全域』『2030.6.1. 南部、最北部を除く北海道全域』だそうで、かなり先の話で地域も限定されていることもあり、忘れてしまいそうです。